グラフィックチーム 「『売れるヤツにして!』?」
さて、言うのは簡単ですが、作るのは・・・ハッキリいって大変でした。なにしろただでさえ膨大な情報量を持つゲームです。それをまとめあげるだけでも、プログラマーはげんなりしてるトコへ、予想だにしなかった凝り過ぎたシステム画面の仕様をだすオレ・・・まったく無知とは恐ろしい物です。(オイ!)
しかしそこはナムコの精鋭部隊(?)タイムアウトで泣く泣く削った仕様も沢山ありましたが、プログラマー様の捨て身の努力の甲斐あって、イメージ通りの素晴らしい仕上がりになったと思います。

(※1)
自称世界最強のエレメカ。くわしくはこちら
(※2)
本当はこういう話を廊下でしてはイケナイ。
(※3)
データースワローという名前には、実は元ネタがある。でもヒミツ。
ヒントは大阪万博。
(※4)
80年代のアニメとかによくあった表現。映画TRONが源流か?
(※5)
R4とかに関わってた、おもしろい人。
(※6)
高度な圧縮技術を駆使して、フロッピー1枚程度の容量で表現するアート作品。
(※7)
当初はプログラム的にもデザイン的にもなかなか上手く行かず、テクスチャのテストが延々と繰り返された。思い出すとゲンナリ。
(※8)
一番初め、データースワローに音が付いた時、かなり『SFッ』な感じの音で、みんな思わず息を飲んだ。

ええと、まだ書いていいですか? WEBだからいいよね?
もう一つの大きな仕事。それが物語に登場する団体や、企業のロゴマークデザインです。プレイしてみた方はお分かりだと思いますが、なにしろこのゲーム、複数の所属組織を時には移籍しながら進行して行くストーリーです。そんな設定をより判りやすく、説得力をもたせる為に、各団体のロゴマークを設定してます。企業ロゴというのは、その会社のアイデンティティーが表現されているものですので、一目見てその雰囲気が伝わるものでなくてはなりません。

ゼネラルは星のデザインで絶対的な権力を。ニューコムは若く柔軟な会社ですから、ヴィヴィッドなカラーと流麗なラインで。UPEOは・・・ちょっとわかりやすくハトを象徴的に配置した平和維持団体。といったカンジで、まずはとにかく判りやすいデザインを心掛けました。
その他、ニュース画面の背景にチラリと登場するロゴやら、テクスチャーにしかなってないロゴまで含めると、30種類以上のロゴマークが存在します。そしてそれぞれに、バックストーリーが存在するのです。そんな所を気にしながらプレイして頂くと、より一層エレクトロスフィアの世界に没入できると思いますので、是非とも何回もプレイして、重箱の隅をつついてみてくださいね。

あ、そういえばニューコムのロゴは、ナムコのロゴにちょっと似ている、という指摘をよくされるんですが、気のせいでは無く同じ書体で作ってあります。常に新しい技術を追求していくニューコムの企業姿勢が、なんとなくナムコとダブったからなんですね。そう、僕の中ではニューコムは40年後のナムコなんです。いやー、40年後は戦争するんですよ、ウチの会社。アブナイですねぇ。