物語と世界観



◆時代・世界設定
「ゼノサーガ エピソードI」は宇宙創世から終焉までを描く一大叙事詩
「ゼノサーガ」のエピソードの中から、第1番目のエピソードを取り上げたものです。
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今作の舞台は、現在より数千年先の未来。
“ある理由によって”地球圏を放棄せざるを得なくなった人類が宇宙に進出し、『枢機院』と呼ばれる管理機構の統治の下、星系間を空間歪曲航法によって結ぶ『U.M.N.(ウーヌス・ムンドゥス・ネットワーク)』や、進んだ惑星開発技術を基盤として、約50万の惑星国家からなる『星団連邦』を形作っていた時代(ゼノサーガを通して鍵となる物体『事象変移機関 ゾハル』開発当時)が舞台となります。

この時代、人類発祥の星である地球は、禁断の地『 Lost Jerusalem』として、宇宙進出黎明期からの長い歴史的空白の中で、すでにその場所は疎か、存在さえも忘れ去られようとしています。

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人類──星団連邦に敵対する存在として、『巡礼船団<グノーシス>』という勢力があります。白亜に輝く巨大宇宙船状の物体と、生物とも兵器ともつかぬ戦闘端末を操る彼ら『グノーシス』と『星団連邦』は、数億光年に及ぶ人類居住宙域全てで戦っています。しかし、その『グノーシス』の正体については殆ど明らかになっておらず、彼らが人類以外の生命体──異星人であるのかさえ謎に包まれています。
ただ一つ明白なのは、彼らは常に人類に対して激しい敵対行動を取り、その存在を抹殺せんとしていることだけです。

一方、『星団連邦』に属する組織でありながら、『U.M.N.』を構築することで、軍事と通信ネットワーク分野を掌握し、『星団連邦』にも多大な影響力を持つ勢力として、『ヴェクター』という巨大コングロマリットが存在します。
総帥ヴィルヘルムを長に頂く『ヴェクター』は、人に使役する存在として、合成人間<レアリエン>を創り出した他、『巡礼船団<グノーシス>』への対抗手段として、<A.G.W.S.>という人型端末兵器を中核とした兵器体系や、<KOS-MOS>という戦闘システム(PCの一人として冒険を伴にする女性型戦闘アンドロイド)を開発しています。


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