Basset Space Center
バセット宇宙基地
オーシア大陸赤道に位置するマスドライバー基地は、冷戦後のオーシア・ユークトバニア国交正常化の足がかりとして掲げられた「恒久的宇宙ステーション建設計画」を推進するため、両国共同で建設されたものである。
従来の固体燃料ロケットを主体とした往還手段に変わり、全長12kmに及ぶ長大なリニアカタパルト(電磁力を応用した比較的低コストな物資移送手段)を用いて物体を軌道上に打ち上げる為、大きな曲線を描いた様な構造となっている。
強力な加速力を得るため打ち上げる物資の殆どは無人であるが、単段シャトル(SSTO)のロケットを併用することにより、人員の輸送も可能である。 |