171号線はウスティオ共和国首都ディレクタスから、サピン王国西部を抜け、オーレッド湾海岸までの全長1100Kmを結ぶ幹線道路である。 戦争初期段階においてベルカ軍は電撃作戦により171号線沿線の完全制圧に成功、内陸に存在するウスティオ共和国の生命線を断つ形となり、その孤立化を促進させた。 沿線に広がる穀倉地帯の大地には激戦の爪跡が刻まれ、兵站線としての171号線の重要性を物語っている。
ウスティオ共和国首都ディレクタス−39万人の市民を擁する、「内陸の宝石」とも呼ばれる古都である。 市内中央を流れるグレースケレ川沿いの5つの地区行政区域から構成され、鐘楼の建つ街並みには中世の面影がいまだに残されている。 ディレクタスは古くの時代から優れた精密機器職人を輩出しており、工業国ベルカの影の立役者としてウスティオの名が挙がるのもその所以である。
ウスティオ共和国最後の砦である、ヴァレー空軍基地。 第6航空師団が配備される当基地は、テュラン山脈の奥地に存在し、平時には国境空域の警戒監視を主任務とする。 ベルカ戦争開戦直後のベルカ空軍精鋭航空部隊による電撃戦の前に、この第6航空師団も多くの正規パイロットを失い、外国人傭兵の登用による組織の緊急再編が実施された。 山岳地を切り拓いて建設された山間の孤島で、着陸にはパイロットの卓越した技術が必要とされる。
ヴァレー空軍基地には数種類の格納庫が存在している。 中にはその特有の地形を活かし、山肌をくり貫いて作られた格納庫もある。 プレイヤーの機体はスクランブル発進が可能な“アラートハンガー”と呼ばれる格納庫で常に待機状態となっている。 この格納庫は緊急出撃時に迅速に離陸出来るよう、滑走路に近い場所に設けられている。“かまぼこ”のような円柱を半分にした感じの外見が特徴的である。
※画面は開発中のものです。