平成14年2月21日
報道関係者各位
ナムコ、ギャガ、クリスタルスカイ社グループが、
ナムコの人気ゲーム「鉄拳」を世界市場向けに映画化する企画・開発契約を締結

 この度、株式会社ナムコ、株式会社ギャガ・コミュニケーションズ、米クリスタルスカイ社(米パラマウントピクチャーズと12作品の共同出資契約を結んでいる米国の著名映画製作・出資会社)の3社は、株式会社ナムコの世界的に大ヒットしている人気ゲームソフト「鉄拳」(全世界累計出荷本数1,800万本)について、世界市場向けに実写アクション映画化するための企画・開発契約を締結いたしました。

 株式会社ナムコは、著作権を保有する「鉄拳」について、株式会社ギャガ・コミュニケーションズと米クリスタルスカイ社の100%子会社である独フィルムグループインターナショナル社に映画化権を付与し、今後、3社で作品の具体的企画・開発の細部を詰めることになります。
 総製作費は、これまで製作されたゲームソフトを原作とする実写アクション映画としては最高水準の数千万$規模を予定、ファイナンスはクリスタルスカイ社グループが主体となって行う予定です。
 製作開始は2003年第2四半期中を目指しており、日本における映画に関する全ての権利は株式会社ナムコと株式会社ギャガ・コミュニケーションズが保有する予定です。
 監督、キャスト、米配給会社については今後の企画・開発の中で決定致します。
 ゲームソフトの実写アクション映画化は、「トゥーム・レイダー」のように大きな成功を収めていることから、「鉄拳」は映画化が待ち望まれるゲームソフトとして世界中から注目されておりました。

 株式会社ナムコは、保有するゲームコンテンツ、現在まで培ってきたCG技術やノウハウを活用する事で、ゲームから映画へ、そして映画からゲームへの展開による映像事業とゲーム製作事業との相乗効果を図り、メディアミックスを積極的に展開します。
株式会社ギャガ・コミュニケーションズは、当プロジェクトを新たな成長戦略としての「グローバルコンテンツの企画・開発プロジェクト」の第一弾として位置付けております。
 株式会社ナムコと株式会社ギャガ・コミュニケーションズは、米国市場をはじめとした、世界市場を視野に入れた作品の企画・開発・製作について、世界の有力パートナーと共同で実施することなどにより、企画・開発・配給・販売の総合力の最大化とリスク低減を図る事業モデルを前提として、今後も積極的に取組んで行く方針です。

以上


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