平成12年2月9日
報道関係者各位
あの超人気コミックの「ゴルゴ13」がデジタルコミックになって業務用ゲームに初登場!
実銃に近いフォルムと操作感でスナイパーになりきれ!
ナムコ、業務用スナイプ・シューティングゲーム「ゴルゴ13」を発売
株式会社ナムコは、株式会社小学館プロダクションより人気コミック「ゴルゴ13」のキャラクターライセンスを受け、世界観を忠実に再現し、その世界観を体験しながら一発必中の緊張感を楽しむガンゲーム、業務用スナイプ・シューティングゲーム「ゴルゴ13」を開発し、3月3日(金)に発売します。価格未定。
筐体に取り付けた銃に本物のスコープを装備させ、実銃に近いフォルムと操作感を実現するなど細部にまでこだわったガンゲームです。また、ゲーム中のストーリー展開には原作のコミックをベースにオリジナルストーリーのデジタルコミックを作成しているので、原作の持つ世界観や劇画の雰囲気を醸し出すよう再現しています。

業務用ゲーム「ゴルゴ13」では、プレイヤーは銃を使用してクライアントの依頼に応えます。依頼されるターゲットとして登場するのは人物に限らず、人が持っているダイヤモンド、演奏中のバイオリンのG線、階段を上る女性のハイヒールなど様々なものがあります。ターゲットは全て動きがある上に、スナイプ(狙撃)するプレイヤー側も電車や飛行機に乗って揺れている設定の場合もあるので、高度なテクニック、集中力、そして瞬時の判断力が要求されます。
スナイプ時にスコープを覗くとセンサーが作動して画面が遠景から近景に切り替わり、スコープでターゲットを探すモードになります。モニター上でも同じ光景が繰り広げられているので、周りで見ている人にも臨場感が伝わります。


(C)さいとう・プロ/小学館
ストーリーは1話完結式で、難易度ごとに複数話用意されており、自分でクリアする順番を決めることができます。ストーリーをセレクトするとデジタルコミックが始まり、依頼内容が明らかにされターゲットが確認できたらスナイプ開始となります。スナイプの結果は『信頼度』として表示され、設定された時間と弾数の中で成功すれば信頼度は維持、もしくは回復し、次のストーリーに進むことができます。反対に、失敗すると信頼度がダウンし信頼度がゼロになるとゲームオーバーとなります。ターゲットによっては設定された箇所である『スペシャルポイント』に命中しないと成功したとみなされないものもあるので、ただ弾を当てるのではなく正確にスペシャルポイントを狙わなければなりません。

原作の人気コミック「ゴルゴ13」は、さいとう・たかを氏が1968年に雑誌「ビッグコミック」で連載をスタートして、今年32年目を迎えた日本の劇画界を代表する作品です。昨年時点で単行本115巻を刊行しています。因みに111巻までの発刊部数は、ワールドワイドで6000万部を超えており、他に類を見ない作品です。
ストーリーは、正体不明の超A級スナイパー、通称“ゴルゴ13”がどんな困難な状況下でも依頼を必ず成功させるもので、現実の社会情勢を取り入れた綿密なストーリー展開や、多くを語らず自己のルールに忠実に生きる主人公の姿に男のロマンを感じるファンも多く、幅広いファン層に支持されています。
これまでも実写映画、アニメ映画、家庭用ゲームソフト、デジタルコミックなど様々なメディアでその世界観が披露されてきました。


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