平成11年12月22日
報道関係者各位
大きなキーボードや一つのスイッチで簡単入力
「トーキングエイド」やパソコンの周辺機器「大型キーボード」と「オートスキャン」発売
株式会社ナムコは、手足が不自由で会話が困難な方々のコミュニケーション機器としてご愛顧いただいている「トーキングエイド」の周辺機器として「大型キーボード」と「オートスキャン」を今後、本格的に発売いたします。価格は「大型キーボード」が16万円、「オートスキャン」が19万5千円です。また、どちらもパソコン本体との接続でそのまま障害者用代替入力キーボードとしても使用できます。

「トーキングエイド」は、厚生省の「重度身体障害者日常生活用具給付事業」の給付対象に指定されています。本体に組み込まれた50音文字盤のキーを押して会話やメッセージを作り、それを音声出力と液晶画面表示ですばやく相手に伝える週刊誌大のハンディな「音声の出る文字盤」で、1985年12月に初代機種を発売。その後、3回のバージョンアップを行い、これまでにトータルで約15,000台を出荷いたしました。
今回の周辺機器「大型キーボード」や「オートスキャン」を使うことによって、今までキーボードやマウスの使用が困難でパソコンが利用できなかった方々も楽に入力操作を行うことが可能になり、ワープロやゲーム、インターネットといったパソコンによるコミュニケーションの世界が大きく広がります。
大型キーボードオートスキャン
 「大型キーボード」は、細かな動きが難しく「トーキングエイド」本体のキーやパソコンのキーが小さすぎて入力が困難な方のために開発されました。幅581mm×奥行420mm×高さ130mm(高さ245mmの2種類有り)の大型キーボードで、重量が6.5kgあり安定しているため、打ちやすくなっています。キーの大きさは27mmと「トーキングエイド」のキーと比べて約2倍も大きく、見やすくなり、手のみならず足による入力操作も楽に行えるようになりました。

「オートスキャン」は、キーを押すことなくスイッチひとつで簡単に操作できる入力機器です。文字が順番に点灯していきますので、希望の文字が点灯したときにスイッチをONすることにより、その文字が入力されます。スイッチは、僅かな動きで作動する「触覚センサ」など、ご使用になられる方の症状に合わせていろいろな種類をオプションで取り揃えました。文字盤の部分は120度まで角度調整が可能で、ユーザーが楽な姿勢で使用できます。必要な文字や記号だけを点灯させることも可能で、上下左右の矢印キーだけを点灯させてパソコンゲームをお楽しみいただけます。また、日常会話程度のコミュニケーションであれば、オリジナルで作成した絵文字シートを使用して簡単に入力することもできます。
 
 15年間に渡る「トーキングエイド」の販売実績により、福祉機器の業界では「トーキングエイドのナムコ」との認知と評価を頂いています。今回の周辺機器開発により、お使いいただく方の身体能力や知的能力の幅を広げ、さらに多くの方々にご利用いただけるようになりました。


「トーキングエイド 大型キーボード」
【発売時期】
1999年12月15日(水)
【価  格】 160,000円
【製品仕様】 「トーキングエイド」(1998年12月発売)及びパソコン用
外形寸法 幅 581×奥行 420×高さ130mm(15度)245mm(30度)
キーの大きさ
27mm
重 量 約6.5kg
角度調整 2段階(15度 30度)
「トーキングエイド オートスキャン」
【発売時期】
1999年12月15日(水)
【価  格】 195,000円
【製品仕様】 「トーキングエイド」(1998年12月発売)及びパソコン用
外形寸法  幅 290×奥行 175×高さ 255mm(最大)
重 量 約2.2kg
角度調整 前約90度 後約30度

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