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同時更新:第15回 マキシ2のここがスゴイ!
第16回
「ムービーを作ろう!」の巻
気がつけば2005年!皆さんお元気ですか「前田」です。

そろそろ「マキシ1」の話しよりも「マキシ2」の話の方が読んでいる人も興味があると思いますので「マキシ2」のアトラクト(プレイしてない時に流れる)ムービーの製作の流れをお話しましょう。

まず!ムービーを作るにあたって大事な事は“何を伝えたいか”と言うことです。ゲームのアトラクトは映画の様に長い時間があるわけでは無いので、主張するポイントを明確にしておかないと後でグズグズになってしまいます。
なので、まずは伝えるコンセプトを決めます。
ちなみに「マキシ1」では「爽快ドリフト」「都会の華やかな風景」「原作の世界観」がポイントになっていました。あのベタベタなムービーもテーマを聞くと納得では?
ではでは「マキシ2」では何を伝えるか?ということになりますが
今回のテーマは原作感をUPさせて「首都高に棲む強敵たち」と言うテーマになりました。
(「強敵=友」と読んでも良いかも知れないです。男のロマンです。)

で、テーマが決まると大変です、
それを伝える絵コンテを描かなければいけません。
ココにはさほど絵の上手さはあまり必要ありません、何がどう登場しているかが解ればOKです。
しかし、頑張ってソウルフルにGT‐Rとか、可愛く?レイナを描いてしまうのが「引けないプライド」です。

絵コンテが出来たら、ムービー製作者との打ち合わせが始まります。
ここで狙い等がハッキリしていないと、完成形の方針が固まらず時間がかかっちゃいますから注意ですね。
悪乗りで暴走と言う可能性もあるので、自制心も必要です。

今度は、素材の撮影をします。
絵コンテに描いた映像素材をオリジナルツールを使って撮影します。コレが意外と地味な作業でとてもコツが必要です。
走行パターンとカメラの設定をコツコツ設定して行きます。
エキスパートなら一発なのでしょうが、前田にはそんなスキルは無いので結構偶然の産物が多かったです。
殆ど夜中に撮ったりしているので意識朦朧の中「島先生!今の走り!ナイス!!」「オキ!走行ライン駄目駄目!!」「アキオ〜!真っ直ぐ走ってくれ〜!」とかブツブツ言い始めます。
まぁ、撮っている最中はどうであれ、最終的にかっこ良ければOKです。
その素材を、古代さんのBGMと合わせて「あーだ」「こーだ」とムービー製作者と編集を繰り返します。
しかも、打ち合わせが首都高沿いだったので、AM3:00とかに終わった後でも「プロデューサーK」は環状線を2周して帰ります。
極寒の辰巳PAとかにもよく出没していました。

そして完成したのが「マキシ2」のアトラクトムービーです。
アトラクトムービーはロケテストにも入れていなかったので製品版が出た時が初めてのお披露目になります!
今回は前作よりも格段のパワーアップを果たしたと思っておりますので、是非お楽しみに!!!
誰が出ているのか?きっとコマ送りしたくなると思いますよ。


あと、
ストーリーモードでの敵車登場のアングルもバリエーションが大量に増えましたのでお楽しみに!ライバル登場って感じで燃えて来ます。
ロケテストでプレイした方も見ていない登場パターンもありますから、是非プレイしてみてください!!



さてさて、
ロケテストに来てくださった方々ならマキシ2ノートの意味深なコメントで察しがついていると思いますが、ついに「前田の野望」が完成しました!!

そうです!全世界100万人のSVXファンの皆様お待たせいたしました!!!
マキシ2では「アルシオーネSVX」が登場です。
途中、「プロデューサーK」や「内田」からの却下の声もありましたが、全国のファンと自分の為に押し通しました。
しかも!車モデルは当時のアルシオーネSVX開発リーダー「伊賀 様」自らのご監修です!!!
マキシ2設置後には全国にボクサー6を響き渡らせましょう〜〜〜!!!

では最後にスペシャル画像など・・・




次回は「前田はディフォルトプレイヤー」でお会いしましょう。
開発者は凄腕ばかりでは困る事がある!?
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