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第二ミルチア
旧ミルチアを含むミルチア太陽系圏が外宇宙との空間的連続性が断たれたため、新たに第二ミルチア宙域に置かれたミルチア自治州の主星。
ミルチア紛争
ツォアル事変の最終局面となる紛争で、シオンの故郷である旧ミルチアが戦場となり、記録では、ヨアキム・ミズラヒによって引き起こされたゾハルの暴走が原因で局所事象変移が起こり、U.M.N.から隔絶されたミルチア宙域は、空間的に孤立してしまう事となる。
ウ・ドゥ
ウーヌス・ムンドゥス・ドライヴオペレーション・システム。その詳細は明らかにされてはいないが、高次元に存在する意識体であり、ゾハルとその暴走によって引き起こされる局所事象変移に深い関わりがあると考えられている。
ザルヴァートル派
星団連邦初のザルヴァートル、故ディミトリ・ユーリエフ枢機院議員を中心とす
る一大派閥で、ユーリエフ死亡後も議会や連邦各地の水面下でその勢力を保ち続
けている。ザルヴァートルとは、“救世主の子供”の意。発生段階で遺伝的調整
を受けた人間達の事で、かつてはデザイナーズチャイルドと呼ばれた。
星団連邦
地球圏を後にした人類によって設立された、約50万の恒星系自治州からなる巨大な連邦国家。地上国家で言う首都にあたる主星「フィフス・エルサレム」を持つ。
ヴェクター・インダストリー
食品、薬品、各種ソフトウェア、ハードウェア、果ては兵器や通信に至るまで、およそ文化文明に関する全ての物の生産流通を手がける連邦最大の巨大企業体。
シオンやアレンの所属する第一開発局、および兵器開発中心の第二開発局・レアリエン関連の第三開発局はその中核の一端を担う。軍事と通信を掌握しており、連邦内に強い発言力を持つ。
枢機院
数十万の自治州代表によって構成される連邦中央政府。その中枢が24名の上席討議員からなる枢機院会議である。連邦主星フィフス・エルサレムにある。
ゾハル
A.D.20××年、ケニアでの遺跡発掘作業中に突如出現した謎の物体。後にヨアキム・ミズラヒによって研究がなされ、様々な人物が関わっていくこととなる。
天の車
故ヨアキム・ミズラヒの研究プラント。ミルチア紛争後、連邦政府によりアビスへと落とされたはずだったが―――
アニマの器
ゾハルと時を同じくして発掘されたとされる謎の物体。脳髄のような形をしているが、見る者によって形状が変化するとも言われる。E.S.はこのアニマの器に外装を取り付ける形で兵器として稼動しているが、元々の使用用途は不明。
E.S.(イー・エス)
A.M.W.S.を遙かに凌ぐ人型端末兵器。アニマの器が搭載されている。カナンの搭乗するE.S.アシェル、ヴィルヘルムから第二ミルチア政府に貸与されたE.S.ゼブルンはヴェクター製であり、リヒャルトの乗るE.S.パイラム、ヘルマンの乗るE.S.スキュータムは他社製と目される。アルベドの乗るE.S.シメオンの製造元は不明。
E.S.ディナ
機体特性は航中クルーザー並の長距離航行能力と、高速高機動戦闘能力が挙げられ火力面も充実している。
プロジェクト・ゾハル
星団連邦政府とその関連機関によって推進されている対グノーシス用の一大計画。もともとはオリジナルゾハルをエネルギー機関として利用する為の研究であったが、加速度的な広がりを見せるグノーシス現象に対応する為に、計画の内容が一部変更された。現在は接触小委員会がその中心となり推進している。その名の通り、オリジナルゾハルが計画の中心となっており、そのサルベージが急務とされている。
Y資料
故ヨアキム・ミズラヒが遺したゾハルに関する研究資料といわれており、ヨアキムの手によってM.O.M.O.の深層意識の中に封印されているらしい。旧ミルチアのU.M.N.転移コードが記録されているらしく、このコードを入手すれば再び旧ミルチアへのゲートジャンプが可能となる。
U.R.T.V.
ウ・ドゥ−レトロヴァイラスと読む。ウ・ドゥの波動と反存在波長を持つことで、ウ・ドゥとの対消滅を目的とした兵器。計画の立案者であるディミトリ・ユーリエフの遺伝子情報を使用し対ウ・ドゥ用に生み出された、生体兵器(デザイナーズチャイルド)である。全部で669体が製造され、それぞれの固体にはNo.001からNo.669までのナンバリングが施されている。そのうち変異体には固有の名称がつけられている(ルベド(Jr.)、アルベド、ニグレド(ガイナン)、シトリン)。
惑星ザバロフ
ザルヴァートル派の勢力が根強い惑星で、ユーリエフ・インスティテュートが開設されている。ヨアキムと別居したユリ・ミズラヒは、サクラとともにこの惑星に住んでいた。ミルチア太陽系に近い太陽系に属するため、ミルチア紛争時は星団連邦治安維持派遣艦隊の根拠地となった。
U.M.N.管理センター
第二ミルチアにあるU.M.N.転移ゲートの管理施設。かつてはヴェクター・インダストリーの転移ゲート制御施設だった。現在も関連施設、資材の98%をヴェクターが供給している。
KOS-MOS実戦用筐体
KOS-MOSのOSのテストに併せて、第二ミルチアにある二局で建造されていた筐体。 戦闘行為による外部の衝撃から内蔵機器を保護する為、そのボディーには蛍光ブルーの対Gゲルが充填されている。 模擬戦用筐体ではバイザー型であったヒルベルト発生装置は小型化され、額に内装されている。第三種兵装の運用を前提として設計されている為、躯体剛性は格段に向上している。