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レグニアの町に住む二人の若者「フリオ」と「キャロ」は、大人として認められる年齢になっていたものの、儀式に必要な花が咲かず、いつまでも子供あつかいされていた。 ある日、世界樹の神殿を訪れた二人の目の前に女神が現れる。 女神の願いを受け止めた二人は、「なりきり」の力を授かる。 しかし「フリオ」と「キャロ」の力はまだまだ弱い。 |
『世界樹』がそびえる『異世界ユグドラース』・・・ かつては繁栄を欲しいままにしたこの世界も、古の大戦によりそのほどんどが消滅し、唯一『レグニアの町』で生き残りの末裔たちがひっそりと暮していた。 そして、この世界を支える『世界樹』への信仰も、長い時を経て人々の心から薄つつあった。 ただ、神事や祭事の形式だけは守られ続け、信仰が薄れても『大樹の祭』は町一番の行事であることに変わりは無かった。 今年も『大樹の祭』の季節を迎えた『レグニア』の町では、一つの問題が持ち上がっていた。 『世界樹』に『アナスイの花』が咲かず、『大樹の祭』を開くことが出来ないのだ。 まさか、これが世界消滅の予兆だとは・・・ |
『異世界ユグドラース』で、唯一人が住んでいる『レグニアの町』。 木材、レンガ、漆喰などいろんな種類の家々が立ち並び、かつて消滅した文化の面影が町並み反映されている。 町の中には、主人公の「フリオ」と「キャロ」が暮している孤児院やいろんなお店などがある。 |