そして、開発初期のメンバーは、シナリオと設定で今回お迎えした佐藤 大氏と共同で合宿を行ないました。そこで、決めた緻密な世界観、結末に至るまでの内容は実に映画1本分に相当するものになり、大作RPG規模にまでなってしまいました
(実際、録音台本で3冊もあったりします。CDも2枚組ですし)。
そこで私たちは「ドラマチックフライトシューティング」というジャンルを掲げてみました。
こんなフライトシューティングゲームって聞いたことないでしょう?
そこには、フライトシューティングゲームの面白さを、もっと多くの皆さんに味わってもらおうという意図が込められています。
パワーアップしたゲーム部分と今回挑戦したドラマ部分を上手く融合させた事で今まで以上に多くの皆さんを魅了したいと願うのです。
もし今まで、難しそう、自分向きじゃないかも、と敬遠していた皆さんは、是非ストーリーや世界観の部分を味わいつつ、パイロットになりきって大空を飛んでみてください。そこには、今までにない新しい楽しみがあります。
勿論、シリーズのファンの皆さんも裏切りたくない一心で作りましたので、いろいろとパワーアップした「エースコンバット3 エレクトロスフィア」をお楽しみ頂けたらと思います。
最後になりましたが私は、そんな事言うな!とツッコまれるのを覚悟で2年前と同じコピーを繰り返して使いたくなります。「もうこんなゲームは作れない」と。
なぜなら、本当に凄い物を作ったという実感があるからです。
でも、絶対いつかはナムコが越えるんですけどね(笑)。 |
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