報道関係者向け情報

バンダイネットワークス株式会社のプレスリリース

小・中学生の『コンビニ利用』についてのアンケート調査
友だちと一緒に遊んでいる時、お菓子や飲み物を買うためにコンビニを利用、コンビニに行く、行かないは、「利便性」が関係
バンダイネットワークス株式会社
株式会社ネットマイル

 バンダイネットワークス株式会社(代表取締役社長:大下聡、本社:東京都港区、以下、バンダイネットワークス)と株式会社ネットマイル(代表取締役社長:山本雅、本社:東京都千代田区、以下、ネットマイル)は、共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』において、「『コンビニ利用』についてのアンケート調査」を実施いたしました。
 2008年9月22日〜2008年9月29日に、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」内においてアンケートを実施、回答の集計を行い、883名の有効回答がありました。

※回答数892名:「幼稚園・保育園」6人と「高校生以上」3人の計9人は学年別分析に用いるだけの数が確保できなかったため、有効回答から除外し集計・分析を行いました。

■調査結果概要■
 コンビニの利用状況について質問したところ、「月1回以上行く」子どもは、全体の約8割でした。よく行く店舗は「セブン-イレブン」、「ローソン」の順に多く、「家の近くにある」お店に行くことがわかりました。行く目的は、遊んでいる時、友だちと一緒にお菓子や飲み物を購入することが多いようです。
 コンビニにいく理由・行かない理由ともに『利便性』が大きく関係しており、コンビニを利用する理由は「家、学校などの近くや通り道にあるから」、「営業時間を気にしなくていいから」が上位となっていました。対して、行かない理由は「家、学校などの近くや通り道にないから」が最も多くなっていました。
 コンビニに対するイメージも「いつでもやっている」、「いろいろな物がある」などの『利便性』に関する意見が多くみられました。

■調査結果詳細■
コンビニに月1回以上行く子どもは、およそ8割

 「あなたは、普段どれぐらいコンビニに行きますか?」と質問したところ、全体の約8割が「月1回以上行く」(79.5%)と回答しました。
 性別で比較すると、コンビニに行く割合は、女の子(78.6%)よりも、男の子(81.6%)の方が高い傾向にありました。また、行く頻度も男の子の方が高く、「週1回以上行く」のは、男の子47.1%、女の子38.3%となっていました。
 学年別に比較すると、学年が高くなるにつれて行く割合も高くなっていることがわかりました。利用頻度も、小学校低学年を除けば、学年に比例して高くなっていました。
(→グラフ1)

 最もよく行くコンビニは、「セブン-イレブン」、次いで「ローソン」
コンビニに行く子どもに、「あなたが最もよく行くコンビニはどこですか?」と質問したところ、「セブン-イレブン」が42.1%で最も多く、次いで「ローソン」20.0%、「ファミリーマート」17.5%の順になりました。
(→グラフ2)

 家の近くにあるコンビニに行く子どもが約7割
コンビニに行く子どもに、「そのコンビニはどこにありますか?」と質問したところ、「家の近く」(65.5%)が圧倒的に高く、次いで「学校の近く」(15.7%)という結果になりました。
 性別で比較すると、相対的に女の子は「家の近く」が多く、男の子は「学校の近く」が多くなっていました。
 学年別では、学年が高くなるにつれ「家の近く」と答える子どもが少なくなっていました。学年が高くなると行動範囲が広がるからと考えられます。
(→グラフ3)

 「遊んでいる時」にコンビニに行く子どもが、およそ5割
コンビニに行く子どもに、「コンビニには、いつ行きますか?」と質問したところ、「遊んでいる時」(52.8%)が最も多い結果となりました。
 性別で比較すると、女の子よりも、男の子は「下校時」、「登校時」、「部活前」が高くなっていました。よって、学校の近くにあるコンビニに行くのは女の子よりも男の子の方が多くなっていると考えられます。
(→グラフ4)

 低学年の子どもは「母親、父親」と、高学年の子どもは「友だち」または「一人」でコンビニに行く
 コンビニに行く子どもに、「コンビニには誰と行くことが多いですか?」と質問したところ、「友だち」(41.2%)、「母親」(37.4%)の順に多いことがわかりました。
 性別で比較すると、女の子は「母親」(42.8%)が最も多く、男の子は「友だち」(44.5%)となっていました。
 学年別に比較すると、学年が低くなるにつれて、「母親」または「父親」と一緒に行く子どもは多くなっていました。対して、学年が高くなると、「友だち」または「一人」でいく子どもが多くなる傾向が確認できました。
(→グラフ5)

 お菓子、飲み物購入が目的でコンビニを利用
 コンビニに行く子どもに、「具体的に、コンビニには何を目的に行きますか?」と質問したところ、最も多かったのは「お菓子を買いに」(72.6%)、次いで「飲み物を買いに」(47.1%)という結果となりました。遊んでいる時に、お腹がすいたり、のどが渇いたりした場合にコンビニで買い物をすると考えられます。
 中学生に注目すると、「時間つぶし」(25.2%)、「漫画や雑誌の立ち読み」(16.6%)が全学年の中で最も高く、商品の購入以外にも利用している子どもが多いことがわかりました。
(→グラフ6)

 行く理由は、「家、学校などの近くや通り道にあるから」、「時間を気にしない」などの利便性
コンビニに行く子どもに、「コンビニに行く理由はなんですか?」と質問したところ、「家、学校などの近くや通り道にあるから」(41.2%)、「営業時間を気にしなくていいから」(26.2%)という『利便性』を理由にしたものが上位となりました。
(→グラフ7)

 行かない理由は、「家や学校の近くや通り道にないから」から
 コンビニにほとんど行かない子どもに、「コンビニに行かない理由はなんですか?」と質問したところ、「家、学校などの近くや通り道にないから」(28.0%)という不便さが最も多くなっていました。また「知り合いに会いそうだから」(13.7%)が2位にきており、立地や品ぞろえとは関係ない理由で、利用を避ける子どももいるようです。
(→グラフ8)

 コンビニのイメージは、「いつでもやっている」などの利便性
 最後に、「『コンビニ』のイメージはどんなイメージですか?」を自由回答形式で全員に質問したところ、「いつでもやっている」、「いろいろな物がある」などの『利便性』に関する意見が多くみられました。

アンケートの詳細は、http://research.netmile.co.jp/ をご確認ください。

小・中学生の『コンビニ利用』についてのアンケート調査結果グラフ画像

■調査概要
設問項目:
1)あなたは男の子ですか?女の子ですか?
2)あなたの学年は?
3)あなたは、普段どれぐらいコンビニに行きますか?
4)あなた最もよく行くコンビニはどこですか?
5)そのコンビニはどこにありますか?
6)コンビニには、いつ行きますか?
7)コンビニには誰と行くことが多いですか?
8)具体的に、コンビニには何を目的に行きますか?
9)コンビニに行く理由はなんですか?
10)コンビニに行かない理由はなんですか?
11)コンビニのイメージはどんなイメージですか?

調査方法:情報交換サイト「サークルリンク」
http://link.channel.or.jp/)会員向け特別ページにおける
クローズド型インターネット調査
調査対象者:全国の小中学生を中心とした「サークルリンク」会員
調査期間:2008年9月22日 20:00〜2008年9月29日 11:00
有効回答数:883人 「サークルリンク」会員
【性別】
「女の子」 660人(74.7%) 
「男の子」 223人(25.3%)
【学年】
「小学1年生」  5人 (0.6%)
「小学2年生」  12人 (1.4%)
「小学3年生」  61人 (6.9%)
「小学4年生」  156人 (17.7%)
「小学5年生」  205人 (23.2%)
「小学6年生」  268人 (30.4%)
「中学1年生」  113人 (12.8%)
「中学2年生」  45人 (5.1%)
「中学3年生」  18人 (2.0%)
小学1〜2年を「小学校低学年」、小学3〜4年を「小学校中学年」、小学5〜6年を「小学校高学年」、中学1〜3年を「中学生」としてまとめ、
「小学生低学年」、「小学生中学年」、「小学生高学年」、「中学生」の4つの区分の比較結果をレポート。

■「キッズリサーチ」について
(URL: http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html<
 バンダイネットワークスとネットマイルが行う「キッズリサーチ」は、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」と連携し、“小中学生”を対象としたネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
 従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、ご両親が本人の代理で回答を行う郵送や電話調査が大半を占め、ご両親が代理で回答を行うために、実際に小中学生の“生の声”を聞くことが非常に難しく、アンケートの実施期間もかかり、サンプル数も限られていました。この「キッズリサーチ」では、小中学生を中心とした「サークルリンク」の30万人を超える会員の方々に協力していただくことにより、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を、インターネットを利用して取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象に様々な切り口でアンケート調査を実施してまいります。

■「サークルリンク」について (URL:http://link.channel.or.jp/
 「サークルリンク」は、小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイトです(サービス開始は、2005年11月23日)。「サークルリンク」では、曜日毎に、“キャラクター”、“ファッション・恋愛”、“エンタメ”などをテーマとした各種投稿を小中学生から受け付けており、編集部で選別・紹介を行っています。1日当たり4,000通を越える投稿が届く人気コーナーとなっています。また、人気キャラクターを利用したゲームや、アバターサービス、日記の公開等も楽しめる内容となっております。