報道関係者向け情報

バンダイネットワークス株式会社のプレスリリース

小・中学生の『北京オリンピック』についてのアンケート調査
オリンピックの「開催国、開催時期」を知っている子どもは約半数、注目している種目は「バレーボール」、「水泳」
バンダイネットワークス株式会社
株式会社ネットマイル

 バンダイネットワークス株式会社(代表取締役社長:大下聡、本社:東京都港区、以下、バンダイネットワークス)と株式会社ネットマイル(代表取締役:山本雅、本社:東京都千代田区、以下、ネットマイル)は、共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』において、「『北京オリンピック』についてのアンケート調査」を実施いたしました。
2008年7月24日に、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」内においてアンケートを実施、回答の集計を行い、742名の有効回答がありました。

※回答数745名:「幼稚園・保育園」1人と「高校生以上」2人の計3人は年代別分析に用いるだけの数が確保できなかったため、有効回答から除外し集計・分析を行いました。

■調査結果概要■
 今年のオリンピックの「開催国と開催時期を知っている」のは全体の約半数で、「開催国」と「開催時期」のどちらかを知っている子も含めれば、8割強に達する結果でした。北京オリンピックに興味があるのは、全体の約半数で、性別では女の子の興味が高いようです。観戦方法については、「テレビ中継」が圧倒的に高く8割強で、観戦頻度は「週2〜3日」がおよそ半数で最も多いようです。注目している種目は性別で違いがあり、女の子は「バレーボール」が最も多く、男の子は「サッカー」となっていました。獲得できそうなメダルの数は全部で32個と、前回獲得したメダル37個を下回っています。
2016年のオリンピック開催場所の希望については「東京で行ってほしい」が圧倒的に多く8割弱という結果となりました。

オリンピックの「開催国と開催時期を知っている」子どもは、全体の約半数
 「今年のオリンピックについてどの程度知っていますか?」と質問したところ、全体の約半数が「行われる国、行われる時期を知っている」(47.2%)と回答しました。「全く知らない」は1割強(15.5%)と、オリンピックについて何かしらの情報を知っている子どもが大半(8割以上)であることがわかりました。
学年別で比較すると、小学校高学年以上の「行われる国、行われる時期を知っている」の割合が、小学校中学年以下に比べて高くなっており、また「全く知らない」の割合は、学年が高くなるにつれ低くなる傾向にありました。
(→グラフ1)

北京オリンピックのために新しく購入したものは、「テレビ」がトップ
 「北京オリンピックに向けて、お家で新しく買ったものがありますか?」と質問したところ、全体の8割強が「新しく買ったものはない」(84.4%)と回答しました。買ったもので最も多かったのは、「テレビ」(7.8%)、次いで「テレビが見れる携帯電話」(4.6%)、「録画機器」(3.6%)でした。(→グラフ2)

北京オリンピックに「興味がある」のは、全体の約半数。男の子よりも女の子の方が興味を持っている
 「北京オリンピックに興味がありますか?」と質問したところ、全体の45.2%が「興味を持っている」(「興味がある」+「やや興味がある」の合計と回答しました。
性別で見ると、「興味を持っている」のは男の子(35.4%)よりも女の子(46.2%)の方が多い結果となりました。北京オリンピックは、女の子の方が興味を持っているようです。(→グラフ3)

北京オリンピックの観戦方法は、「テレビ中継」が圧倒的に多く全体の8割強
 少しでもオリンピックに興味がある子どもに、「北京オリンピックが始まったら、どのように観ますか?」を質問したところ、「テレビ中継」が圧倒的に高く全体の82.5%が回答しました。次いで多いのは「ニュース番組」(25.9%)とテレビでの視聴が圧倒的に多い結果となりました。また、現地までいって観戦する(「北京までいって観る」)子どもは2.2%いました。「テレビ中継」を性別で比較すると、男の子(71.4%)よりも女の子(83.3%)の方が高いようです。(→グラフ4)

オリンピックを観る頻度は、「ときどき(週2〜3日)」が最も多く全体のおよそ半数
 少しでも北京オリンピックに興味がある子どもに、「オリンピックが始まったらどのくらい観る予定ですか?」と質問したところ、全体のおよそ半数が「ときどき(週2〜3日)」(50.2%)と回答しました。
性別で比較すると、オリンピックを「ほとんど観ない」、「全く観ない(全くしない)」の割合は女の子よりも男の子の方が高くなっていました。(→グラフ5)

注目している種目は「バレーボール」、「水泳」
 少しでもオリンピックに興味がある子どもに、「北京オリンピックで注目している種目はなんですか?」と質問したところ、全体では「バレーボール」(54.8%)が最も高く、次いで「水泳」(50.5%)、「陸上競技」(31.6%)という結果となりました。
性別で比較すると、女の子は「バレーボール」(56.8%)が最も高いのに対し、男の子は「サッカー」(35.7%)が最も高く、女の子と男の子で注目している種目に違いがあることがわかりました。(→グラフ6)

獲得できそうなメダルの数は全部で32個、メダルへの期待は女の子の方が大きい
 少しでもオリンピックに興味がある子に、「日本はメダルを何個とれると思いますか?」という質問を金、銀、銅メダルごとに行い、平均値を算出しました。全体では、金メダル9個、銀メダル11個、銅メダル12個の合計32個と、前回オリンピックでの獲得数37個を下回る結果となりました。
性別で比較すると、全てのメダルで男性よりも女性の方が高くなっていることから、女性の方が高い期待を持っていることがわかりました。(→グラフ7)

2016年のオリンピックを「東京で行ってほしい」子どもが、大半を占める
 「2016年、東京でオリンピックを行ってほしいですか?」と質問したところ、全体の77.8%が「東京で行ってほしい」と回答しました。性別では、女の子の方が、男の子よりも東京での開催を希望している割合が高くなりました。(→グラフ8)

アンケートの詳細は、http://research.netmile.co.jp/ をご確認ください。

グラフ1〜8画像


(グラフ2)
※「その他」、「新しく買ったものはない」の項目を除き、合計のスコアが高い順に並び替え
(グラフ4)
※Q5 北京オリンピックへの興味についての質問で、「興味がある」、「やや興味がある」、「どちらともいえない」、「あまり興味がない」選択者のみ回答
※ その他」の項目を除き、合計のスコアが高い順に並び替え
(グラフ5)
※Q5 北京オリンピックへの興味についての質問で、「興味がある」、「やや興味がある」、「どちらともいえない」、「あまり興味がない」選択者のみ回答
(グラフ6)
※Q5 北京オリンピックへの興味についての質問で、「興味がある」、「やや興味がある」、「どちらともいえない」、「あまり興味がない」選択者のみ回答
※合計のスコアが高い順に並び替え
(グラフ7)
※Q5 北京オリンピックへの興味についての質問で、「興味がある」、「やや興味がある」、「どちらともいえない」、「あまり興味がない」選択者のみ回答


■調査概要
設問項目:
1)あなたは男の子ですか?女の子ですか?
2)あなたが通っているのは?
3)あなたは今年のオリンピックについてどの程度知っていますか?
4)北京オリンピックに向けて、お家で新しく買ったものはありますか?
5)北京オリンピックに興味がありますか?
6)北京オリンピックが始まったら、どのように観ますか?
7)北京オリンピックが始まったらどのくらい観る予定ですか?
8)北京オリンピックで注目している種目はなんですか?
9)日本はメダルを何個とれると思いますか?
10)2016年、東京でオリンピックを行ってほしいですか?

調査方法:情報交換サイト「サークルリンク」
http://link.channel.or.jp/)会員向け特別ページにおける
クローズド型インターネット調査
調査対象者:全国の小中学生を中心とした「サークルリンク」会員
調査期間:2008年7月24日 11:00〜7月24日16:00
有効回答数:742人 「サークルリンク」会員
【性別】
「女の子」 680人(91.6%) 
「男の子」 62人( 8.4%)
【学年】
「小学1年生」  4人 (0.5%)
「小学2年生」  15人 (2.0%)
「小学3年生」  26人 (3.5%)
「小学4年生」  101人 (13.6%)
「小学5年生」  185人 (24.9%)
「小学6年生」  268人 (36.1%)
「中学1年生」  92人 (12.4%)
「中学2年生」  42人 (5.7%)
「中学3年生」  9人 (1.2%)
小学1〜2年を「小学校低学年」、小学3〜4年を「小学校中学年」、小学5〜6年を「小学校高学年」、中学1〜3年を「中学生」としてまとめ、
「小学生低学年」、「小学生中学年」、「小学生高学年」、「中学生」の4つの区分の比較結果をレポート。

■「キッズリサーチ」について
(URL: http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
 バンダイネットワークスとネットマイルが行う「キッズリサーチ」は、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」と連携し、“小中学生”を対象としたネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
 従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、ご両親が本人の代理で回答を行う郵送や電話調査が大半を占め、ご両親が代理で回答を行うために、実際に小中学生の“生の声”を聞くことが非常に難しく、アンケートの実施期間もかかり、サンプル数も限られていました。この「キッズリサーチ」では、小中学生を中心とした「サークルリンク」の30万人を超える会員の方々に協力していただくことにより、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を、インターネットを利用して取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象に様々な切り口でアンケート調査を実施してまいります。

■「サークルリンク」について (URL:http://link.channel.or.jp/
 「サークルリンク」は、小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイトです(サービス開始は、2005年11月23日)。「サークルリンク」では、曜日毎に、“キャラクター”、“ファッション・恋愛”、“エンタメ”などをテーマとした各種投稿を小中学生から受け付けており、編集部で選別・紹介を行っています。1日当たり4,000通を越える投稿が届く人気コーナーとなっています。また、人気キャラクターを利用したゲームや、アバターサービス、日記の公開等も楽しめる内容となっております。