報道関係者向け情報

バンダイネットワークス株式会社のプレスリリース

小・中学生の『食生活』についてのアンケート調査
9割以上の子供が毎日3食食べる、週に1回以上外食する子は2割以上
バンダイネットワークス株式会社
株式会社ネットマイル

 バンダイネットワークス株式会社(代表取締役社長:大下聡、本社:東京都港区、以下、バンダイネットワークス)と株式会社ネットマイル(代表取締役:山本雅、本社:東京都千代田区、以下、ネットマイル)は、共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』において、「『食生活』についてのアンケート調査」を実施いたしました。
 2008年4月1日に、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」内においてアンケートを実施、回答の集計を行い、有効回答者は717名でした。

■調査結果概要■
 回答結果より、9割以上の子が毎日3食食べていることがわかりました。さらに3食以外にもおやつ、間食をする子も9割にのぼり、朝食には「お米」「パン」をメインに食べるという子がそれぞれ6割でした。
好きな食材は「果物」「肉類」「めん類」がトップ3。一方、普段食卓に並ぶ食材は「お米」「野菜」「肉類」の順となりました。食事に対する不満としては「嫌いなものが出てくる」や食事量に関する意見が多くみられました。
全体の13%の子が食物アレルギーを持っており、「卵」や「キウイ」などの果物が原因という回答が多く、また、症状は「かゆくなる」「じんましんがでる」などが多く挙げられました。
外食の頻度はおよそ2割の子が週に1回以上と回答しました。

毎日3食食べる子が9割以上、おやつや間食をする子も9割以上に
 「毎日3食(朝、昼、夜)を食べてますか?」という質問をしたところ、全体では92.2%が「毎日3食(朝、昼、夜)食べてる」と回答しました。また、朝、昼、夜のうちどれか2食だけ食べていると回答した子は7.7%となりました。
 男女別では男の子も女の子もほぼ同じ結果となりました。地域別では近畿地方において「毎日3食食べてる」子が87.5%と少なめの傾向でした。(→グラフ1)
 「朝、昼、夜の食事以外に間食をしますか?」という質問には、回答者全体のうち86.9%の子が「おやつを食べる」、3.9%が「夜食など、3食以外にご飯を食べる」と回答し、およそ90%が3食以外に何らかの食べ物を摂取していることがわかりました。「間食はしない」は9.2%にとどまりました。
 おやつを食べるという回答を見ると、小学校低学年では61.5%、小学校中学年では82.3%、小学校高学年では89.5%と、小学生は学年が上がるにつれおやつを食べる子供が増えていますが、中学生は88.1%と、小学校高学年とあまり変わりませんでした。(→グラフ2)
 なお、東海地方は「おやつを食べる」と回答した子が92.4%で他地域より高く、反対に北海道は78.2%で他地域より低い傾向となりました。

朝食にはお米、パンなどの穀物ををメインに食べると回答した子がそれぞれ6割
 「朝食にはどんなものをメインに食べますか?」という質問をしたところ、全体では「お米」が59.0%、「パン」が59.8%という結果となりました。「パン」と答えたのは女の子が60.6%、男の子が54.8%で、女の子の方がパンをよく食べている傾向がありました。
 一方、地域別に見てみると関東を除いて「お米」と「パン」の差がはっきりと出ていることがわかりました。北海道・東北、北陸・甲信越、九州・沖縄は「お米」が70%前後なのに対し、「パン」は40%台後半でした。
 反対に東海、近畿、中国・四国は「パン」がメインと答えた子が60%台半ば〜70%程度に対し、「お米」と答えた子は45%〜50%程度という結果になりました。(→グラフ3)
 なお、年代別に比較したところ、小学校中学年は「お米」53.3%に対し「パン」が62.6%とパン寄りの傾向があるものの、その他の年代はお米とパンを比較しても大きな差は見られませんでした。

好きな食べ物トップ3は果物、肉類、めん類
 「好きな食材はなんですか?」という質問をしたところ、「果物」が63.2%、「肉類」が57.2%、「めん類」が49.4%で、上位3位となりました。「果物」は女の子が64.2%、男の子が56.6%で、女の子の方が好きという子が多い結果となりました。

 「肉類」は女の子55.8%、男の子65.7%、「めん類」は女の子47.6%、男の子60.6%で、それぞれ男の子の方が好きという結果になりました。主食である「お米」「パン類」はそれぞれおよそ40%の子が好きと答えました。
 また、「普段家の食卓に並ぶ食材はなんですか?」という質問には、「お米」が一番多く、80.6%。次いで「野菜」73.8%、「肉」65.6%、「魚介類」52.3%と、子供が好きな食材がいつも食卓に並ぶとは限らないようです。(→グラフ4)

およそ13%の子が食物アレルギーを持っている
 「現在食べ物に関するアレルギーがありますか?」という質問をしたところ、13.1%が「ある」という結果となりました。小学校低学年はアレルギーが「ある」と回答した子が30%に及びました(ただし、サンプル数が少ないため参考値)。(→グラフ5)
 また、どのようなアレルギーを持っているかという質問には、「卵」、キウイなどの果物、えびなどの甲殻類、魚介類などが原因として挙げられました。また、おもな症状としては「かゆくなる」、「じんましんやぶつぶつが出る」、「のどが痛くなる/かゆくなる」などの他、吐き気がしたり倒れたりするなど、重い症状も見られました。

食事の不満は「嫌いなものが出てくる」こと
 家での食事で不満なことを自由回答形式で聞いたところ、「特にない」という回答が最も多い結果となりました。
 不満を持っている子がどのような回答をしたかを見てみると、「嫌いなものが出てくる」、「量が多すぎる(または少なすぎる)」、「栄養のバランスが悪い」、「おいしくない」といった意見が多くありました。
 他には、出来合いの惣菜が多いこと、家族がそろって食べられないこと、食事の時間が遅いことなどを挙げる子もいました。

週に1回以上、外食する子が2割強に
 「外食(ファーストフード店を含む)によく行きますか?」という質問をしたところ、「毎日行く」と回答した子が1.8%、「週に3〜4回くらい行く」が4.9%、「週に1回くらい行く」が15.3%、「2週間に1回くらい行く」が18.3%、「月に1回くらい行く」が23.3%で、月に1〜4回程度行くと回答した子が56.9%という結果となりました。
 地域別に見ると、北海道・東北は週に3回以上行く子が12.6%、近畿が10.2%で、他の地域と比較してやや高い数値となっていました。(→グラフ6)

アンケートの詳細は、 http://research.netmile.co.jp/をご確認ください。

■グラフ1: 毎日3食(朝、昼、夜)を食べていますか?
「食生活」についてのアンケート画像1

■グラフ2: 朝、昼、夜の食事以外に間食をしますか?
「食生活」についてのアンケート画像2

■グラフ3: 朝食はどんなものをメインに食べますか? (お米とパンの比較)
「食生活」についてのアンケート画像3

■グラフ4: 好きな食材と普段食卓に並ぶ食材
「食生活」についてのアンケート画像4

■グラフ5: 現在食べ物に関するアレルギーはありますか?
「食生活」についてのアンケート画像5

■グラフ6: 外食(ファーストフード店含む)にはよく行きますか?
「食生活」についてのアンケート画像6

■調査概要
設問項目:
1)性別は?
2)あなたが通っているのは?4月からの学年で教えてください。
3)住んでいる地域はどこですか?
4)毎日3食(朝、昼、夜)を食べていますか?
5)朝食はどんなものをメインに食べますか?
6)朝、昼、夜の食事以外に間食をしますか?
7)好きな食材はなんですか?
8)普段家の食卓に並ぶ食材はなんですか?
9)現在食べ物に関するアレルギーはありますか?
10)どのようなアレルギー症状ですか?
11)外食(ファーストフード店含む)にはよく行きますか?
12)家での食事で不満なことはなんですか?

調査方法:情報交換サイト「サークルリンク」
http://link.channel.or.jp/)会員向け特別ページにおける
クローズド型インターネット調査
調査対象者:全国の小中学生を中心とした「サークルリンク」会員
調査期間:2008年4月1日
有効回答数:717人 「サークルリンク」会員
【性別】「女の子」86.2%、「男の子」13.8%
【学年】「幼稚園・保育園」0.6%、「小学1年生」0.6%、「小学2年生」1.3%、「小学3年生」5.6%、
「小学4年生」10.2%、「小学5年生」24.8%、「小学6年生」31.1%、「中学1年生」19.1%、
「中学2年生」4.5%、「中学3年生」1.0%、「高校生以上」1.4%
小学1〜2年を小学校低学年、小学3〜4年を小学校中学年、小学5〜6年を小学校高学年、
中学1〜3年を中学生としてまとめ、小学生低学年、小学生中学年、小学生高学年、中学生の
4つの区分の比較結果をレポートしました。
幼稚園・保育園、高校生以上は回答者数が少ないため参考値として取り扱っております。

■「キッズリサーチ」について(URL: http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html
 バンダイネットワークスとネットマイルが行う「キッズリサーチ」は、バンダイネットワークスが運営する小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」と連携し、“小中学生”を対象としたネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
 従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、ご両親が本人の代理で回答を行う郵送や電話調査が大半を占め、ご両親が代理で回答を行うために、実際に小中学生の“生の声”を聞くことが非常に難しく、アンケートの実施期間もかかり、サンプル数も限られていました。この「キッズリサーチ」では、小中学生を中心とした「サークルリンク」の30万人を超える会員の方々に協力していただくことにより、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”をインターネットを利用して取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象に様々な切り口でアンケート調査を実施してまいります。

■「サークルリンク」について (URL:http://link.channel.or.jp/
 「サークルリンク」は、小中学生を中心に30万人以上の会員が参加する情報交換サイトです(サービス開始は、2005年11月23日)。「サークルリンク」では、曜日毎に、“キャラクター”、“ファッション・恋愛”、“エンタメ”などをテーマとした各種投稿を小中学生から受け付けており、編集部で選別・紹介を行っています。1日当たり4,000通を越える投稿が届く人気コーナーとなっています。また、人気キャラクターを利用したゲームや、アバターサービス、日記の公開等も楽しめる内容となっております。
 2006年11月2日からは、日本テレビ放送網株式会社と共同で、第2日本テレビにおいて、サイトと連動した放課後情報バラエティ「サークルリンクTV」(無料配信 http://link.channel.or.jp)を開始しており、更なる会員の獲得を図っています。