バンダイナムコエンターテインメントは、2012年1月、国内で販売するアミューズメントマシンを対象に｢環境配慮設計ガイドライン｣を策定いたしました。また、このガイドラインに設けられた「化学物質管理」「省エネルギー」「省資源」「リサイクルしやすい設計」という４つの基準のうち、一定レベルをクリアした製品を『エコアミューズメント』と認定いたします。

国内で販売されるアミューズメントマシン※1は、環境アセスメントチェックシートに基づく評価が行われ、「化学物質管理」の要素を満たし、かつ「省エネルギー」「省資源」「リサイクルしやすい設計」の要素を1つでも満たすと、『エコアミューズメント（環境配慮設計製品）』と認定されます。

※1：2012年12月以降販売される新製品が対象になります。

【４つの基準における具体例】

※2：上記具体例は一例です。

この取り組みは、従来当社が行ってきた環境配慮設計を、より一層推進していくものです。
これからもバンダイナムコエンターテインメントは製品やサービスにおける安全性を徹底的に追求するとともに、環境問題への対応や品質の向上にも取り組んでいます。

バンダイナムコエンターテインメントは、2005年アミューズメント業界で初となる「グリーン調達基準Ver.1.0」を発行、以来、サプライチェーン全体での含有化学物質管理システムの構築に取り組んできました。

安心で安全な、かつ環境に配慮されたアミューズメントマシンを提供するために、バンダイナムコエンターテインメントは、全てのお取引先様に対し、納入される製品に含まれている特定の化学物質を把握・管理できる仕組み（製品含有化学物質管理システム）の構築、運用をお願いしております。

含有禁止、含有報告といった管理対象となる特定化学物質を定め、その使用を禁止・制限・管理。お取引先様から納入いただく部品については、含有化学物質情報の調査を実施し、データの確保に努めています。また納入部品の含有化学物質が、提出されたデータと相違ないか、規制値内であることを確認するための分析を実施。さらにはお取引先様の製造拠点等を訪問し、製品含有化学物質管理システムが有効に運用されているか否かを確認させていただく、「グリーン審査」も行っています。

• BNEグリーン調達基準（BNE-ST-GN）Ver.4.01PDF 1.1MB

バンダイナムコエンターテインメントでは、環境対策の一環として、アミューズメントマシンの省エネ化に取り組んでいます。

例えば「クレナ2ジャック」では、照明はLEDのみとし、さらには適切な配光設計を行うことで照明効果を損なうことなく、従来機の「クレナ2クイーン」に比べ約45％の消費電力を削減しました。
省電力部品の積極的な採用、また省電力モードの搭載など、楽しさ面白さはそのままに、消費電力の削減を実現しています。

【製品ごとの商品電力削減率】

バンダイナムコエンターテインメントではリサイクルにも取り組んでいます。
今まで廃棄されていたプラスチック部分を、回収、分別して再生樹脂（ペレット）へ再加工。再生樹脂はあらたな「モノ」として生まれ変わることになります。
限りある資源、バンダイナムコエンターテインメントはこれからも大切にします。