バンダイナムコグループでは「夢・遊び・感動」の提供を実現するため、“Fun for the future!楽しみながら、楽しい未来へ。”をコンセプトにCSR活動を行っています。特に「商品サービスの安全と衛生」「環境配慮」「コンテンツや商品の表現における社会への影響とポリシー」「サプライチェーン管理」の4つを「CSR重点項目」と定め、グループ各社にて取り組んでいます。

商品・サービスの安全と衛生

バンダイナムコエンターテインメントは、実際にプレイされるお客様はもちろんのこと、「製造」から「廃棄」まで全ての製品サイクルにおいて、製品に関わる全ての人々の安全が確保されることが重要であると考え、開発・生産・販売・アフターサービス・環境対応等の包括的な安全基準を策定し、安全に配慮した製品開発を進めています。またVR(Virtual Reality)の技術を利用した製品も増えていることから、2016年にはVRに関する社内ガイドラインを定め、お客様が安全に楽しんで遊んでいただけるよう取り組んでいます。

経済産業省主催、2014 年度『第8 回製品安全対策優良企業表彰』では、「社内基準に準じた製品づくりと安全検証」、「サプライチェーン、そして顧客間での情報共有、情報提供の仕組み」、「社内向け展示会の開催等、関係者に対する啓発活動」といった点が評価され、「大企業製造事業者・輸入事業者部門」の『優良賞』をアミューズメント業界から初めて受賞いたしました。受賞に恥じぬ様、これからもお客様に安全で安心して楽しんでいただける商品・サービスの提供に取り組んでいきます。

また製品安全活動の一環として小学生を対象とした製品安全出前授業も行っています。「何故製品には取扱説明書がついているのか?」「取扱説明書に従わないとどんな危険があるのか?」といったことをクイズ形式で楽しく学んだり、ボタン電池の誤飲を疑似的に再現、その危険性を理解する、といった実験等。
安全で安心なモノづくりはもちろんのこと、このような安全に関する啓発活動にも取り組んでいます。

環境配慮

バンダイナムコエンターテインメントでは、2005年に業界初となる「グリーン調達基準」を発行。以来、環境に配慮した製品づくりに取り組み続け、2012年1月には「環境配慮設計ガイドライン」を策定しました。このガイドラインは国内で販売する製品が対象となり、「化学物質管理」「省エネ」「省資源」「リサイクルし易さ」の4つの項目において一定基準を満たした製品は「エコアミューズメント」と認定され、製品にエコラベル※が貼付(2015年3月まで23機種が認定)。この取り組みは、従来当社が行ってきた環境配慮設計を、より一層推進していくものです。

※バンダイナムコエンターテインメントのエコラベルは2014年環境省の環境ラベル等データベースに登録されました。

また環境活動の一環として「クールビズ」「ウォームビズ」を取り入れるとともに、日本最大級のCSR・環境展示会「エコプロ2016」等の各種イベントに参加。
これからもバンダイナムコエンターテインメントは安全性を徹底的に追及するとともに、環境負荷の小さい製品づくりに取り組んでいきます。

コンテンツや商品の表現における社会への影響とポリシー

バンダイナムコエンターテインメントでは、ゲーム内における宗教や政治に関わる表現、過度の暴力や性的表現はもちろんのこと、社会的な大きな事故や事件があった際にも、お客様に悪影響や不快感を与えることのないよう、コンテンツの適切な表現管理に取り組んでいます。

展開している事業が幅広く、家庭用ゲームソフト、アミューズメントマシン、モバイルPCコンテンツ等、各事業固有の「基準」があるため、それぞれの基準と時勢を反映しながらチェック、運用を行っています。例えば、家庭用ゲームソフトでは、ゲームソフトの内容により対象年齢等を表示するコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)の「年齢別レーティング制度」に従い、審査により付与された年齢区分マークをパッケージに表示しています。このように適切な表現でお客様にお楽しみいただける商品開発を行っています。

またバンダイナムコエンターテインメントは、1996年にACCS※に入会し、2013年から日本全国各地で行われている著作権普及啓発イベントや犯罪キャンペーンに「どんちゃん」と一緒に参加しています。2016年の「青森ねぶた祭」では、著作権普及啓発キャンペーン活動の一環として、『太鼓の達人』どんちゃんが本格ねぶたで登場しました。
※ACCS:一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会

エンターテインメント体験を通じた社会貢献

アソビモットproject

“世の中にアソビをもっと広げていきたい”という思いのもと、2016年にアソビモットprojectを実施。様々なエリアでエンターテインメントを皆さんに体験いただきました。
2016年7月には、近隣の港区の慶応仲通り商店街の飲食店と連携し、太鼓の達人のどんちゃんのなぞなぞ企画“芝三田なぞなぞ”を展開。
12月には東京、2017年3月には大阪でパックマン人力車企画を実施。乗っている人はもちろん、それは見た人も笑顔になるような体験をお届けすべく、東京の観光スポット浅草、大阪の観光スポット通天閣の2か所でパックマン人力車企画を行い、観光客の皆さんを中心にお楽しみいただきました。

子ども霞が関見学デー

霞が関の府庁省が連携して、子どもたちが広く社会を知り、府庁省の施策に対する理解を深めてもらうための子ども霞が関見学デー。バンダイナムコエンターテインメントは、「情報通信技術総合戦略室(IT室)」へブース出展し、「カタログIPオープン化プロジェクト」の一環としてリリースしている、パックマンに登場するゴーストを自分で作り実際に遊べる「ゴーストメーカー」を展開し、当社への接点を持っていただくとともに、ITやエレクトロニクスの可能性を感じていただくイベントとなりました。

サプライチェーン管理

製品品質の維持向上のためにはサプライチェーンの適切な管理が重要と考え、バンダイナムコエンターテインメントでは2007年から有害化学物質混入のリスクを排除することを目的に、国内外のお取引様における化学物質管理体制を確認する『グリーン審査』を実施。現在は化学物質管理だけでなく、品質の維持向上を目的とした品質管理体制の確認、海外生産工場における適正な労働環境の維持を目的とした労働環境の確認等、様々な視点からお取引先様の管理体制を確認する「BNEサプライヤ監査」を実施しています。

また、国内外のお取引先様との情報共有を目的に、グリーン調達に関するサプライヤ説明会を日本、中国で実施。その他2009年に開設されたお取引先様専用サイトでは自社基準や法規制等の最新情報等の効率的な情報を発信しています。これからもバンダイナムコエンターテインメントはお取引先様と一体になって品質向上に取り組んでいきます。

バンダイナムコグループのCSR報告2016