第42回2009.9.16

「続・未来研の陰謀」の巻

《前回のあらすじ》
某日深夜、品川未来研で事件発生。被害者は高橋テツオ（？歳）、翌朝会社の自席で頭を強く殴られ突っ伏しているところを発見された。持ち去られた極秘資料、暗躍する謎の男「Ｙ」。
あらぬ方向へと突っ走るポンコツ３人刑事は真相を突き止められるのか？

ヤマモト：
『おやっさん！大変です！！』

タケナカ：
『なんや、ヤマ。』

ヤマモト：
『怪しい情報を見つけました！コレです！』



ナガマツ：
『ご意見箱…？』

ヤマモト：
『中身なんですが、これは全国のプレイヤーさん達から送られてきた意見を集めたもので、見ていたら何と“犯人はマエダだ！”という投稿が山のように出てきました！』

ナガマツ：
『そら見たことかーっ！オレの言った通り！おやっさん、犯人はマエダっすよ！』

ヤマモト：
『ちょ…先輩…』

タケナカ：
『どれどれ、ふむ。（ご意見を読む）

「犯人はマエダ。」「犯人はマエダだ。」「犯人は…マエダで決まり。」
…えーと
「犯人は、マ・エ・ダ！」


……ん？


…「犯人は、まえに（笑）」！？』



ナガマツ：
『ま、まえに！！！』

タケナカ：
『またや。ここにもまた…まえにの影や。これがどういうことかわかるか？ヤマあッ！』

ヤマモト：
『えぇ？そ、それ１通だけですよ？それよりマエ…』

タケナカ：
『ええかぁヤマ。山のようなガセネタのなかから一粒の真実を見つける。それこそが、デカ(刑事)やろがっ！！』

ナガマツ：
『オスッ！おやっさんッ！聞き込み行ってきます！！オマエも来いっ！』

ヤマモト：
『エエーッ！？？』

ガチャバタン。ダダダ…


タケナカ：
『さーて静かになったな、と。どれどれ、ほほう、オモロイ投稿がいっぱいやな。』

◆…テツオの分身ザコすぎです。もうちょっと頑張ってください。
『テツオは雑魚やったんやなあ…かわいそうなヤツやなあ。』

◆うきうきライオンバスを出してください！
『なんや、うきうきなんたらバスて。』

◆もう一つの隠し車を教えてください！
『何や…隠し車て。ん？コレちゃうか。“隠し車３ＤＸ・マル秘ファイル”書いてあるがな。
えーとセルシオ（個タク仕様）。ふむ。アテンザ（ドライビングスクールカー仕様）。
なんやけったいな車やな。次は…えーとマエダの』


？？？「ふんッ」

ドカッ！！

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タケナカ：
『あれ？いつの間に寝てもうたんやろ。何やアタマが痛いのう。


…えーと？　マエダ　…か。



誰やったっけ、ソレ？』




一歩も前に進めないまま、全ては闇の中へ。希望の日はまた昇るのか…



★週末9/19（土）は、幕張メッセ：第４７回ＡＭショーにて『日本最速王座決定戦2009・決勝』ですよ！長く厳しい予選を勝ちぬけてきたスーパー・プレイヤーの頂上決戦。日本一の栄冠は誰の手に？

降りるものと残るものがいるだけなのか？
勝者はどこにもいないのか？

否、この闘いを征したものは全ての湾岸ランナーの胸に、『最速』の称号と共に勝者としてその名を刻み込むはず！

もうすぐ日本一の大レース、決着。
この闘いを見逃すな――ッ！！